婦人科
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婦人科について
検査項目
婦人科では、不妊治療、更年期障害、子宮筋腫などの良性疾患、避妊など女性特有のお悩みについての診療を行っております。 ひとりひとりに合った検査、治療をご提案させていただきます。
- 胎児ドック(胎児超音波スクリーニング)
- 不妊外来
- ピル外来
- 更年期外来
- 思春期外来
- 母体保護(中絶)による手術など
胎児ドック(胎児超音波スクリーニング)
妊婦健診時の超音波検査よりも、さらに詳細に全身をくまなく観察し、子宮内の赤ちゃん、胎盤、臍帯、羊水などが正常であることを確認する検査です。特に心臓については見逃されやすい先天性心疾患を中心に詳細に観察を行います。赤ちゃんの位置や姿勢の影響で1回の検査ですべて観察できないことや、妊娠後半で異常が起こってくるような病気もありますので、妊娠20週から30週くらいで受診されることをお勧めしています。検査には30分程度の時間がかかります。正確な所見が得られない場合や異常を疑う所見がある場合は早めに再検査を行い、必要に応じて精密超音波検査を行う場合もあります。まずは受付にてご予約ください。
不妊外来
当クリニックでは、妊娠や出産をお考えの方のために不妊外来を開設しております。
お気軽にご相談ください。
お腹を切らない手術
●卵管鏡下卵管形成術
不妊の原因で多いのが、卵管の詰まりや癒着です。それを解消するために卵管鏡手術があります。
手術手順
STEP01
細い内視鏡(卵管鏡)を内蔵した細い管(カテーテル)を用意します。
STEP02
カテーテルを膣から子宮へと挿入し、卵管に近づけます。
STEP03
カテーテルの風船(バルーン)膨らませて、卵管の中へバルーンを進めます。
STEP04
卵管内の様子を卵管鏡を使って観察します。
STEP05
細い内視鏡(卵管鏡)を内蔵した細い管(カテーテル)を用意します。
●腹腔鏡下手術
●各種婦人科手術
適宜行っております。開腹手術および膣式手術に対応します。
不妊治療について
ピル外来
当クリニックではピル外来を開設しております。お気軽にご相談ください。
低用量ピルとは
低用量ピル(OC:Oral Contraceptivesの略で低用量経口避妊薬または低用量ピルのこと)が世界で初めてアメリカで発売されたのは1960年になります。今から約60年も前のことです。その間多くの女性に使用されていますが、日本では一般的に“OC”と聞く『何となく体に悪そう』、『ホルモンバランスが崩れそう』、『将来、妊娠できなくなりそう』、『太りそう』などといった曖昧な情報を持った方が非常に多くおられます。
そのため、このサイトを通じてOCの正しい知識を身につけていただければと思います。
OCは月経困難症や月経前症候群(月経痛)の軽減、月経血量が減少し、貧血の改善に繋がります。さらに月経周期が規則正しくなるだけでなく、コントロールすることもできます。出張や旅行、イベントなど自分のスケジュールに合わせて、月経の時期を決めることができます。女性自らが使用でき、ライフスタイルに合わせて使えるOCは女性の強い味方と言えるでしょう。
ピルの処方は自費診療になります。ピル自体の費用は1カ月分が2,200円(税込み・緊急避妊用は除く)となります。
避妊以外のメリット
- 月経困難症(月経痛)の軽減
- 月経血量減少による貧血改善
- 月経不順の改善
- 子宮内膜症の予防および改善
- 月経前症状の軽減
- にきび、多毛症の改善
- 更年期症状、骨粗鬆症の予防
- 卵巣がんの予防
- 乳房良性疾患の予防
- 子宮体がんの予防
OCを用いた避妊方法は、多くの避妊方法がある中でも非常に高い避妊の働きがあります。
OC服用による副作用
OCを飲み始めることによって、吐き気や乳房の張り、月経と月経の間に不正性器出血がみられる場合もあります。
軽度であれば、2~3カ月飲み続けることが必要ですが、ごくまれに、なかなか副作用が治まらない場合はピルの種類を変えることによって治まることもありますが、それ以外の原因も考えられますので、ピルを処方したドクターに相談することをお勧めします。
OCの避妊率
各種避妊法使用開始1年間の失敗率(100人の女性が1年間に妊娠する率)
選んだ避妊法を正しく続けて使用しているにもかかわらず、妊娠してしまった場合 | 選んだ避妊法を使用しているにもかかわらず、妊娠してしまった場合 | |
---|---|---|
OC(経口避妊薬) | 0.3 | 8 内服忘れを含む |
殺精子剤のみ | 18 | 29 |
薬物添加IUD | 0.1~0.6 | 0.1~0.8 |
コンドーム | 2 | 15 |
ペッサリー | 6 | 16 |
リズム法 | 1~9 | 25 |
女性避妊手術 | 0.5 | 0.5 |
男性避妊手術 | 0.1 | 0.15 |
引用(Hatcher,R.A.et.al.:Contraceptive Technology : Eighteenth Revised Edition,New York:Ardent Media,2004)
より詳しくは女性のためのピルガイド(外部サイトへ遷移いたします。)をご覧ください。
母体保護(中絶)手術について
困った時に一人で悩まずお気軽にご相談ください。
- 手術時は必ず日本麻酔科学会認定麻酔科専門医が立ち会います。
- 母体保護法指定医と日本麻酔科学会認定麻酔科専門医、看護師で一人の患者さまの手術を管理します。
- 日本麻酔科学会認定麻酔科専門医による静脈麻酔なので、患者さまは眠った状態で手術を受けられます。
痛みや不安感はありません。
※妊娠22週以降については母体保護法の定めにより、お受けすることができません。
費用やそのほか中絶手術に関する内容については当クリニック監修の下記のサイトをご覧ください。
人工妊娠中絶手術について(外部サイトへ遷移いたします。)
※現在、人工妊娠中絶手術を見合わせております