スタッフブログ

2022年11月4日師長のつぶやきⅧ

師長のつぶやきⅧ

久々のつぶやきです。今回は立ち合い分娩と前駆陣痛についてお話しいたします。

朗報です:11月1日より立ち合い分娩が再開されました。条件付きの立ち会いになりますが待っておられた方が多いのではないでしょうか。院長・師長でコロナの感染者数の動向をみながら今回の決定をさせて頂きました。詳しい条件や注意事項については受診時にスタッフにお尋ねください。当クリニックは他のクリニックに比べ面会や立ち合いの条件がやや厳しいのでは、、、😅というご意見もありますが、入院中の患者様や赤ちゃん👶が安全に過ごせることをベースに判断させて頂いております。ご理解とご協力をお願い致します。

 

当クリニックではオンデマンド無痛を行っていますが、「前駆陣痛と本陣痛の区別がつくかどうか不安💦」という声をよくお聞きします。自然分娩希望の方でも「「どこから本陣痛❓ってわかるかな❓」という不安を妊娠後期のバースプランについての話し合いの時にお聞きします。初めての出産で、更に陣痛ってどんな感じ?というところから分からないのに前駆陣痛と本陣痛の区別がつくわけがないというのが本音だと思います。これは無理もない事です。経産婦さんであっても前駆陣痛を経験して初めて「これが噂のあれか・・」とわかるくらいですから。 前駆陣痛と本陣痛の違いは・・ズバリ痛いか痛くないかの違いと思ってください。前駆陣痛の場合は「張るけど痛くなくて気がついたら寝ちゃったzzz」という場合が多いです。お産が近づいてくると体がお産に向けて少しづつ準備を始めていきます。特に夜間は女性ホルモンが良く働くためその傾向が出やすく前駆陣痛が起きやすくなります。「昨日はお腹が張ってあんまり眠れなかった」という日が数日続くこともあります。加えておトイレが近くなって眠れないことも重なり「こんな睡眠不足でお産に耐えられるかしら💦」と不安に思われる方も多いです。余談ですが、分娩前の細切れの睡眠は、分娩直後の頻回の授乳やおむつ替えで細切れ睡眠しかとれないことへの予行練習と言われています。細切れ睡眠に慣れて下さいという自然界のアドバイスです。

前駆陣痛に話を戻します。もしお腹が張ってご自分で判断できない時はいつでもクリニックに問い合わせてください。陣痛や痛みの感じ方には個人差があります。お電話の内容から助産師が判断させて頂きます。そして、張った時間や持続時間を細かく測定する必要はありません。だいたいどれくらい…という感じで伝えて頂ければ充分です。

細かく記録をしている間はまだまだ生まれないことがほとんどです。気持ちをリラックスさせて体に起きている症状をみてくださいね。緊張していると赤ちゃんが動いただけでも「陣痛!」と勘違いする事がありますから。

 

では、次回もお産の話題で投稿の予定です。楽しみに

おおしおウィメンズクリニック

047-390-0003

〒279-0002 千葉県浦安市北栄1-5-23